よりあい処での鍼灸治療は、東洋医学の考え方をベースにした施術をしています。

東洋医学では、人の体には、肺の流れ、胃の流れ、肝の流れ、腎の流れなど、12系統の気や血などの通り道があるとされ、これを経絡といいます。

この経絡には、体の変調や異常などに反応して、硬くなったり、痛みを感じたり、熱くまたは冷たく感じたりする点があり、これを経穴(いわゆるツボ)といいます。

鍼灸は、この経穴(ツボ)に刺激を与えて、自分で治す力(自然治癒力)を高めたり、血管を広げて全身の血流を良くして新陳代謝を活発にし、また、自律神経の状態を整えて、体が元に戻ろうとする力を後押しして健康な体に導いていきます。

よりあい処は、整形外科勤務でのリハビリテーションの経験を生かし、東洋医学をベースにお客様のお話に耳をかたむけ、幸せな気持ちになって、明日からの生活が楽しく過ごせるよう真心こめて治療させて頂きたいと思っております。

鍼を体に刺すことは、とても痛いものというイメージで思われがちですが、体に刺しても、痛みはほとんど感じません。針といえば、注射針を想像される方も多いと思いますが、注射針ほど太くはなく、鍼の太さは、髪の毛ほどの細いものです。細くなればなるほど痛みは感じません。もちろん、蚊が刺した程度がないとはいいませんが、大半の方は「あれっ？いつ刺された」と、おっしゃいます。鍼は、特に痛みやコリなどに即効性があり、東洋医学では「熱」などに属する症状に用います。ぎっくり腰や寝違え、膝の痛みや腱鞘炎、肩こり、頭痛などに効果を発揮します。

お灸も熱いイメージをお持ちだと思いますが、灸師がするお灸は熱くありません。また、種類もいろいろあるのですが、よりあい処でしているお灸は温灸といって、もぐさが皮膚に直に付いていないので、あたたかいお灸となっています。

お灸は、内科的な疾患などに優れていて、冷え性や胃腸の変調、婦人科疾患や更年期障害、自律神経失調症などに効果があります。

よりあい処では、このほかに"小児鍼"といって赤ちゃんから小学生くらいまでに特化した"刺さない鍼"があります。専用の鍼で擦るようにして行い、大変気持ちのいいものです。小児鍼は乳幼児期特有の、夜泣き、かんのむしなどや、キーキーむずがる、よく噛みつく、落ち着きがない、言うことを聞いてくれなくなった、食が細いなどに」こうかがあります。また、とても感受性の高い大人の方にも応用できます。

赤ちゃんをだっこしての移動は、たいへんです。代表の方のお宅で何人かのお友達をお誘いいただき、出張費を分け合っても施術を受けられます。

出張費：¥1,650

サークル、保育園、幼稚園など、出張お受けしております。お気軽にご相談下さい。

＊初回のみ 初診料1,100円いただきます。

＊令和4年7月に料金を一部改訂させていただきました。